岸本浩希
Hiroki Kishimoto

作品

バイオグラフィー

岸本浩希
Hiroki Kishimoto

岸本浩希
Hiroki Kishimoto

日本画の枠にとらわれすぎず、西洋画の写実性も加えた、独自の日本画世界を展開する岸本浩希(1982年生)。

祖父が青龍社(1929年に日本画家の川端龍子が中心となって結成した昭和期の日本画団体)の日本画家であったため、幼少期から日本画の画材で絵を描いたりすることが、遊びのように楽しい時間で、自然と絵の世界に魅力を覚えていきました。

日本画材を用いながらも、学生時代に好きだった、アントニオ・ロペス・ガルシアの求心力のある写実性にも惹かれ、東山魁夷のアンティームな心象性を融合させたような、新しい日本画の境地をいつしか目指すようになりました。

海外(主にヨーロッパ)のレリーフのような構造物や路地裏に心惹かれることが多く、その風景だけでなく、人々が暮らしてきた年月の空気感まで描き出します。

日本画の伝統技法を用いながらも、西洋画をはじめとした新たなエッセンスを加え、作品を昇華させる独自の日本画世界です。
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